結婚式の豆知識
新郎新婦が知るべきこと  |

「神前式」を行う神社はどう選ぶ?

結婚式と言えば、チャペルや教会などでウエディングドレスを着て行うのが主流ですが、最近では和婚、つまり神社などで行う神前式も人気が出始めています。神前式には、教会で行う結婚式にはない魅力があり、これから結婚式の計画を立てる方の中には、神前式を行うことを計画している方もいるかもしれませんね。今回は、今結婚式会場を探している方向けに、神前式を行う神社の選び方について紹介します。

神前式を行う神社の選び方

神社選びの基本は、神社の区分です。区分とは、自分にとってその神社がどんな存在かによって決まります。例えば、生まれた場所にある地元の神社は「産土神社」、現在住んでいる地域にある神社は「氏神神社」、自分にとって特別な存在の神社は「崇敬神社」と呼ばれます。まずはどの区分の神社にするかを話し合って決めましょう。

例えば、地元が同じカップルなら産土神社、地元がお違い遠方なら氏神神社、昔から通っている思い入れの神社がある場合は崇敬神社など、決め方は様々。式を挙げた神社は一生の思い出となるだけでなく、式の後も訪れることができる場所ですから、大切に選びましょう。

また、アクセスや収容できる人数なども、神社ごとに違います。神社によっては親族だけで、友人などは呼べないケースも。そのため、区分による考え方は大切にしながら、ゲストを呼びやすいか、収容人数は適切かどうかも踏まえて選んでください。

東京で神前式が行える神社は?

東京はビル群が多く、神社なども少ないイメージかもしれませんが、東京にも神前式を行なえる神社がたくさんあります。では、神前式を行うのにおすすめの神社を紹介していきましょう。

【赤坂氷川神社】

東京都港区にある、由緒正しい神社です。境内には江戸の情景を残す鳥居などが残っており、都会の喧騒を忘れ、穏やかな気持ちになることができます。そんな赤坂氷川神社は、縁結びの神社として有名で、縁結びを司る三柱の神様をお祀りしているのです。「御櫛預けの儀」という新婦が新郎に櫛を預けるという儀式があり、夫婦の契りを交わす儀式として、多くの新郎新婦に選ばれています。

【神田明神】

神田明神は、秋葉原にほど近い場所に位置する神社です。1,300年の歴史があり、江戸総鎮守として、現在も東京を守ってくださっています。神田明神は、縁結びの神様としての一面もあり、夫婦円満の神様である大黒様もお祀りしています。主要駅からアクセスしやすく、上野からも近いため、遠方からゲストを呼びたい場合にもおすすめです。

【日枝神社】

日枝神社は、永田町に位置する、森に囲まれた神社です。江戸時代には徳川家の守り神として、現在では皇城の鎮として、皇居の守り神として敬われており、全国から人が集まってきます。安産、縁結びの神様である山の神・大山咋神をお祀りしており、「山王さん」という愛称で親しまれているのも大きな特長です。春になると、境内に藤の花が咲き誇り、美しい景色を作り出します。東京で格式高い神前式を行いたい方におすすめの神社です。
詳細はこちら→日枝神社の結婚式

神前式は、一生に一度の大切なライフイベントです。チャペルは気軽に訪れることはできませんが、神社は気軽に何度も訪れることができるのが特徴です。ぜひ、お二人にとって素敵な一日になるよう、神社を選んでくださいね。

神社での結婚式のようす、参列者の列

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